耳原総合病院 手術室前エントランス「見守りの樹」
NPOアーツプロジェクト様からのご依頼で、 大阪にある耳原総合病院の手術室前廊下に壁画を描かせていただきました。

手術を控えて緊張と不安でいっぱいの患者さんが 少しでもほっと気持ちがほどけるようにと 空へとつながる大きなシンボルツリーと羽ばたく鳥を描きました。

オペをされる医師の先生方、看護師さんたちにも筆を持っていただいて、 ボランティアさんも含めてみんなで仕上げた壁画です。 患者さんはもちろん、そこで働くスタッフの方へも癒しを届けるプロジェクトでした。

手術を終えられた皆さんが定期的に集う「まんまの会」では、この壁画のレリーフを作成いただいています。春夏秋冬の季節感を感じられるように、栗や雪のモチーフのレリーフを、そしてそこにはこれから手術を迎える患者さんへのメッセージが書かれています。

オペチームは手術だけを担当するため、患者さんが元気になる姿を見れないそうですが、このまんまの会のおかげで話ができるようになって嬉しいと仰っていました。

カテゴリ:ホスピタルアート、イラスト、グラフィックデザイン
CL:NPOアーツプロジェクト
13×2.6m 2016.11 制作

上部へスクロール