ホスピタルアートはこれからどんどん増える?


ホスピタルアートはテレビで放映されてから、少し市民権を得たところがありますよね。それでもまだまだ知る人ぞ知る…という域を脱していない気がします。

ホスピタルアートがこれから増えそうな理由について

1.病院も差別化の時代になってきている
2.エビデンスベースの話し合いができつつある

この二つについて解説していきます。

1.病院も差別化の時代になってきている

中小規模の病院は診療科目に特化したり、差額ベッド料をもらわない等の差別化をして経営を行い始めています。専門領域を絞ることで、そこに人員をあてがうことができ、より良いサービスが提供できるからです。

また、病院が選べる時代になってきていると個人的には感じています。同様の治療を受けるのであれば、「入院食のおいしいところがいい」という選択肢もよく聞く話です。そうであれば、ホスピタルアートのような柔らかで綺麗な病院にいきたいと望むのもまた一つの選択肢に入るのではないでしょうか。

2.エビデンスベースの話し合いができつつある

英国のレポートで「アートは健康(特に心)に役に立つ」という調査レポートが発表されました。アートが導入されている病院では、入院日数の減少や、薬の使用量の減少が見られたとのこと。「参加型アートに関わった人は、幸福度が82%上がった。音楽療法を受けた認知症患者の投薬は67%減少した。」と英国レポートでは伝えています。

今までエビデンスの取りづらかったアートという分野でこのような調査結果が出ることは、とても嬉しいことです。議題の一つとして挙げられていくことで、ホスピタルアートは広まりを見せるのではないでしょうか。

まだまだこれからの時代のホスピタルアート

壁画を描くことだけがアートではなく、私自身は「参加型アート」患者さんと共に作るアートが特に効果が出やすいような気がしています。差別化の一つとしてワークショップを開いたりして実践していきたいです。

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